青森空港は、青森市中心部から南方約10キロメートル、標高約200メートルの高台に昭和39年11月5日、第3種空港として滑走路1,200メートルで供用を開始し、昭和40年6月1日東京定期便が就航しました。その後、昭和48年4月1日には滑走路が1,400メートルに延長され、昭和51年7月からは東京・札幌のほか大阪にもYS-11型機による定期便が就航しました。
しかし、1,400メートルの滑走路ではジェット機の離着陸が不可能であることや、夏季には濃霧、また冬季は雪国特有の気象条件に山岳性の気候も加わり就航率が低下するなどの問題を抱えていました。
このため、最新の航空保安施設を備えた大型ジェット機が就航可能な新空港の建設を望む機運が高まり、昭和54年に新青森空港の建設地を現青森空港周辺の青森・浪岡地区を適地とする決定がなされました。
新青森空港は、第4次空港整備5か年計画に採択され、昭和57年10月に第1期工事に着手し、昭和62年7月19日に滑走路2,000メートルで供用を開始しました。また、開港と同時に、運用時間を8時30分から20時までの11時間30分体制とし、東京日帰りが可能となったほか、札幌便もジェット化されるなど、利用客の利便性が一段と向上しました。第2期工事が進められるなか、平成元年7月22日には大阪便もジェット化され、平成2年3月24日に滑走路2,500メートルとして第2期全面供用を開始しました。
その後も順調な利用客の伸びに伴い、東京便、札幌便が増便され、平成4年7月には名古屋便が就航し、運用時間も13時間となりました。平成6年9月には、東京便のダブルトラッキング(2社乗り入れ)が実現し、また、平成7年3月に福岡便が就航するなど、全国各地を結ぶ路線の充実が図られてきました。平成14年7月には、空港利用者からの要望が強かった東京便のナイトステイ(夜間駐機)が実施され、運用時間が14時間に延長されました。
一方、国際チャーター便の需要増加に対応するため、平成4年10月に空港ターミナルビルが増築され、国際線に対応する施設が設置されました。その後の国際定期便開設に向けた官民一体の取り組みにより、平成7年4月にソウル便、ハバロフスク便が就航し、東北地方では仙台空港に続き2番目の国際定期便の就航する空港となりました。
平成17年4月14日には滑走路3,000メートルが供用開始され、大型機が離着陸できる機能を持つことになりました。同年12月28日には立体駐車場が完成し、平成18年11月1日の空港ターミナルを結ぶ連絡通路の完成により、施設の充実・拡充が図られてきました。
また、濃霧による欠航便の改善等を図るため平成15年度から進められてきた「計器着陸装置等の高カテゴリー化(CAT-1からCAT-3)事業」が完了し、平成19年3月15日に供用が開始され、国際2路線、国内4路線を有する北東北の拠点空港として、さらなる発展が期待されています。
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